よくある質問
保護犬、保護猫を迎えるにあたっての譲渡の疑問!!
Q 犬猫を迎えるのに、どうして家族全員が賛成じゃないとダメなんですか?
A 犬猫のことで口論が起きやすくなりします。やはり家族のみんなに可愛がってもらえることで、迎えられた犬猫も家族も幸せに暮らせると思います。
Q ペット不可の住居なんですが、周りで皆さん飼っているのに無理でしょうか?
A 過去の保護依頼の中で「家主に見つかり飼えなくなった」「家主が変わり、厳しくなったから飼えなくなった」ということが多くあります。ペット飼育可能な住まいが絶対条件です。
Q どうして高齢者、単身者には、譲渡は無理なんでしょうか?
A 高齢者にも犬猫との癒しの生活を送ってほしい気持ちはありますが、犬猫は20年生きることを前提に考えなくてはなりません。 一番多いのが、「お爺ちゃんが亡くなって犬猫の行き場がない」「飼い主が入院した」の保護依頼です。 譲渡の場合は、犬猫とつねに関りを持つ後見人が必要になります 。
Q どうして室内完全飼育なのですか?
A 犬種や、犬の性質もありますが、最近の日本の夏の気温は昔と違い異常に暑いです。屋外の気候に耐えれなく、熱中症で死亡する犬も多くなっています。猫の飼い主の中には、「外に出たがるので、出してあげないと可哀想」と言われる飼い主もいますが、 外に出ることで事故に遭ったり、喧嘩などをして伝染病に感染することもあります。
Q 新婚や赤ちゃんがいると、譲渡してもらえないのですか?
A 「生まれた赤ちゃんがアレルギーなので飼えなくなった」というケースも多くあります。 赤ちゃんがアレルギーになれば、犬猫の飼育状況も変わってしまうこともあります。
Q なぜ、在宅時間を聞くのですか?
A 犬の場合、あまりにもひとりで居る時間が長くなれば、ストレスを感じ、いたずらなど問題行動を起こしたり、性格が荒くなってきたりする子もいます。いずれ手に負えなくなりかねませんし、日々、長時間飼い主を待つ犬猫の気持ちを考えます。
Q 避妊、去勢を強制するのは何故でしょうか?
A 犬の場合、特に女の子は将来かかる可能性のある病気の予防と、犬も猫も欲求を満たせない精神的ストレス防止、 そして、私たち殺処分ゼロ活動でもある、不幸になりえる命を増やさないためです。
Q 譲渡後も定期的な連絡はなぜ必要ですか?
A 私たちは、この人なら幸せにして下さる!と思い譲渡しています。 しかし残念ながら稀に、アンケートや譲渡契約を交わしても譲渡後、しつけ上の問題で困り、約束と違う室外で飼ったりされる場合もあります。そのような事が起きないよう、サポ ートさせていただきたいと思い、しばらくは連絡をお願いしています。保護をし、里親さんへと繋げ、そして安心して終わりではありません。
辛い思いを経験した保護犬・保護猫が、また同じように飼い主と別れたり、飼育放棄、 遺棄される可能性がある譲渡は、保護活動者としてできないのです。このように決められた譲渡条件は、これまでの経緯にあります。ご理解いただければ幸いです。